2017年10月31日 更新

妊娠中にはたんぱく質が欠かせない!

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食べているつもりになっていませんか?

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健康な妊娠・出産のためにまず大切な栄養素といえばタンパク質です。私たち人間の身体は、水分を抜けば殆どがたんぱく質でできています。健康的な食生活を心がけているのに思ったような結果が出ない方は、たんぱく質不足が原因かもしれません。食べている“つもり”でも、その食品に実際に含まれるタンパク質の量は意外と足りていないことが多いのです。

たんぱく質は20種類のアミノ酸で構成されています。そのうち、必須アミノ酸と言われる体内では作り出せないアミノ酸が9種類あります。それらは、毎日の食事から摂取するしかありません。

タンパク質を多く含む代表的な食品は、肉・魚・卵・大豆・乳製品などがあげられます。これらの食品はタンパク質だけで構成されているのではなく、それ以外に脂質や水分などの栄養素も含まれています。私たちがタンパク質を摂取する上で注意しなければいけないポイントは、その食品に含まれている実際のタンパク質(アミノ酸)の量を意識しなければならないのです。そこで重要になってくるのが「プロテインスコア」です。

プロテインスコアとは

プロテインスコアとは食品中の必須アミノ酸の含有比率を評価するための数値で、スコアが100に近いほど理想的なタンパク質と言えます。例えば大豆のアミノ酸スコアは56点で、100gの大豆で20gのタンパク質が摂れていることになります。最も優秀だと言える食品は「卵」です。卵のプロテインスコアは100点で必須アミノ酸をすべて備えている唯一の食品です。

一日に必要とされるタンパク質の摂取量は、体重1kgに対して1gが理想的と言われています。体重50kgの人はプロテインスコアで計算して50gを摂取すればいいということになります。これは食品に換算すると、卵1個、納豆1パック、牛肉100g、さんま1尾程度です。妊娠後期の妊婦はこの1.5倍のタンパク質が必要とされています。


タンパク質で体の土台を作る

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タンパク質が不足している身体にビタミンやミネラルなどの栄養素を一生懸命加えても、それは土台のないところに家を建てるようなもの。柱は曲がり、屋根はグラグラ、扉も閉じない、外敵も簡単に中に入れてしまう・・・そんな「弱い家」、つまり「弱い細胞」を創り出してしまうのです。

妊娠中、赤ちゃんの細胞は何度もなんども細胞分裂を繰り返し、10月10日掛けて“人の身体”を創り上げていきます。その細胞の一つ一つの土台はタンパク質です。その材料が足りなければ、お母さんの分を頂くしかありません。そうなれば、母体が材料不足に陥る可能性も少なくありません。

妊娠中のトラブルを回避するためにも、日頃から十分な量のタンパク質を摂取するように心掛けていきましょう!

執筆 一般社団法人 健康指導師会 副理事長 橋谷圭伊子

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