2018年12月28日 更新

動脈硬化の原因は油にあった!?|安全な油と酸化を防ぐ食品をご紹介!

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東京オリンピックが行われた1964年頃には、心臓発作や脳卒中などの恐ろしい血管系の病気を患う人はそれほど多くはありませんでした。

しかしその20年後、1984年頃には日本人のほぼ全員に動脈硬化症が見られるようになり、血管系の病気にいつかかってもおかしくない状態になっていたことが分かりました。


数十年の間になぜこんなにも動脈硬化の人が増えてしまったのでしょうか?

その背景には食の欧米化に伴うある食品の普及が関係していたのです。

ファーストフードの大普及

Free photo: Burger, French Fries, Burger Set - Free Image on Pixabay - 987255 (50)

食環境の変化で見逃せないのはオリンピックの6年後、1970年に日本で最初のファミリーレストランがオープンしたことです。

これを皮切りに、ハンバーガーチェーンなどのファストフード店が次々にオープンしました。

こうしたファミレスやファストフードに多いメニューは、

「油」を使ったものです。

日本には天ぷらやカツ丼など伝統的な油を使った料理がありますが、ファミレスとファストフード店の大普及で外食が一般化し、フライなどの揚げ物がやたらに増えました。


でも、これだけで心臓発作や脳卒中に結びつくわけではありません。

実はファミレスなどが普及し始めた頃、揚げ物などに使う油に大変革が起きていたのです。

油の大革命

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動脈硬化が蔓延して心臓発作など恐ろしい血管系の病気にかかる人が一気に増えた理由は、ファミレスが普及し始めた頃、揚げ物などに使う油が、動物系から植物系に置き換わったことです。

このころ、動物系の食品は体に悪くて、植物系が体にいいんだ、という情報がメディアなどでよく流されました。

1970年頃には栄養素の研究が進み、特に油は、動物系は人間の体で作れるのに対し、植物系は人間の体では合成できないため、食事でとらなければならない必須栄養素だ、ということが突き止められ、一気に植物油ブームとなりました。

揚げ物では動物系のラードが植物系のサラダ油に、トーストでは動物系のバターが植物系のマーガリンに、次々と置き換わりました。


ところが、この植物油にはとんでもない落とし穴があったのです。

そのことは一般にはあまり知られず、最近になってようやく話題になり始めました。

植物油の落とし穴

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植物油に多く含まれるオメガ6と呼ばれる油は必須栄養素で、細胞膜の原料である重要な栄養素です。

しかし問題は、酸化しやすいことです。


オメガ6系の油は揚げ物などで熱すると一気に酸化が進み、フリーラジカル(活性酸素)になります。

このフリーラジカルが近くにある別の油を連鎖的に酸化させてしまうので、結果的に細胞膜がぼろぼろになってしまいます。

そうなると身体の免疫はSOSをだし、マクロファージと呼ばれる免疫細胞を送り、酸化した油を排除しようとします。(この辺りの説明は実際にはもっと複雑ですが、非常に単純化して書いています)

免疫はこうして酸化した油を退治するのですが、問題は酸化した油があまりに多いとマクロファージがそれを食べ過ぎてしまい、脂肪がぎっしり詰まった泡沫細胞となってしまうことです。

泡沫細胞は血管の内側にへばり着き蓄積され、隆起状に盛り上がっていきます。

これが動脈硬化です。

酸化した植物油を大量に摂取するようになったことでこのような事態が身体の中で起こっていたのです。


では、動脈硬化を予防する、あるいは治すにはどうしたらいいのでしょう。

動脈硬化を防ぐ油とは?

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動脈硬化を防ぐ一番の方法は前回までのお話で明らかなように、酸化した油を摂らないことです。

手っ取り早いのは、フライなどの揚げ物や炒め物をやめるか、極力控えることです。

それでも揚げ物や炒め物を食べたい場合は、使う油を、酸化しやすいサラダ油、天ぷら油、ごま油などから、酸化しにくいラードやココナッツオイルにすべきです。

ラードは酸化しにくい飽和脂肪酸を多く含みますが、この飽和脂肪酸は長鎖脂肪酸といわれる分子構造の大きな脂肪であるため、血液の流れを悪くしてしまいます。

これに対し、中鎖脂肪酸と呼ばれる、分子構造があまり大きくない飽和脂肪酸を多く含むココナッツオイルは、酸化しにくい上に、血流を悪くするという問題が起こりません。

また、ココナッツオイルに多い中鎖脂肪酸は、エネルギーに優先的に回されるのに対し、ラードに多い長鎖脂肪酸は蓄積されやすため、ダイエットをしている人にもココナッツオイルがお勧めです。

揚げ物や炒め物をなるべく控え、加熱調理に使う油をココナッツオイルにすることが、動脈硬化を予防法の一つですが、これだけでは十分ではありません。

酸化を防ぐ食品とは?

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