2018年4月24日 更新

糖尿病はがん予備軍!?

糖質とがん発症との因果関係は、医学的にも証明されている。最たるものが糖尿病患者のがん発症率が高いことだ。日本人の糖尿病は、糖質の摂取過多などによってインスリンが過剰に分泌された結果起こる「2型糖尿病」が多い。心当たりがある人はがんにも要注意だ!

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糖尿病は生活習慣病

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 糖尿病は、1型と2型に分類される。1型糖尿病は、膵臓のランゲルハンス島β-細胞の異常によってインスリンが分泌できなくなり血糖値を下げることができなくなる状態を言い、若年層で比較的多く発症するとされている。

 一方、2型糖尿病は、インスリンは分泌されているがうまく機能せず血糖値を下げることができない症状を指す。日本人の生活習慣病のほぼ9割はこの2型糖尿病といわれ、食生活の乱れや偏りに起因するものが圧倒的に多い。

 私たちが摂取した糖質は、体内でブドウ糖に分解される。インスリンには、糖質の摂取により高くなった血糖値を下げる働きがある。しかしその処理能力には限界があり、糖質を過剰摂取するとインスリンがうまく働かなくなり血糖値が上昇しっぱなしになる。この状態が糖尿病だ。

糖尿病患者は、発ガンリスクが高い

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 国立がんセンター予防研究グループが、2013年7月に「糖尿病にかかったことのある方ががんを発症させる割合」を各部位および全がんに関して推計し、その結果を公表している。データは、全国33万人以上を対象に、糖尿病にかかったことのない方を基準として、かかったことのある方の相対的な発がんリスクを、全がんおよび各部位毎に推計したものだ。
 
 その結果は、「糖尿病にかかったことのある方は、全ての種類のがんにかかりやすい。」ということが明らかだった。部位別では、結腸がん1.40倍、肝臓がん1.97倍、すい臓がん1.85倍、また胆管がんに関しては、男性で「有意なリスクの上昇1.66が見られた」と報告されている。

 同じ国立がんセンターの調べで、2014年に「原発性肝がんリスクは、糖尿病にかかっていない人々と比較した相対リスクが2〜4倍になる」と報告されている例もある。
 
 糖尿病は、脳や心臓、足、目など他の合併症リスクも高いことから、がんの発症率だけが問題になるわけではない。しかし糖尿病にかかったことのある方や、糖尿病予備群の方は、がんが好む糖質を過剰に摂取している傾向があるため、それだけ発症リスクが高いといっても過言ではない。

まずは糖質制限から始めよう

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もちろん糖質を体内にもっているからといって即、がんにかかるとは限らないし、個々によって体の状態は異なるため一概には言えないが、糖質の過剰摂取ががんの発症率と関わりがあることは否定できない。
 
 まずは日々の食生活から糖質の摂取量を見直し、過剰摂取しないよう心掛けることが重要。そして、細胞に必要な栄養素をしっかり補給することが糖尿病やがんといった生活習慣病の一番の予防法ではないだろうか。
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