2017年11月2日 更新

がんが最も恐れる酵素 Part2

1,187 view お気に入り 0

弱アルカリ環境で、消化酵素が活性化

Free photo: Beef, Meat, Soup, Bouillon - Free Image on Pixabay - 2730393 (170)

タンパク質消化酵素のサプリメントをがんの治療に使うことを最初に提案したのは、胎生学が専門だったイギリスのジョン・ベアード博士で、1906年のことです。その後、アーンスト・クレブス・ジュニア博士、ディーン・バーク博士の2人の著明なアメリカの生化学者が中心となって研究を進めました。

一番強力なタンパク質消化酵素は、キモトリプシンで、次がトリプシンです。サプリメントにはこの2つ、なかでもキモトリプシンがたくさん含まれる方が効果は高いとされます。この2つはすい臓で作られ、十二指腸に送られます。2つとも、弱アルカリ性の環境(pHが7.5から8.5)で、最も活性化すると考えられます。ところが2つとも、酸には弱いとされ、口から飲んで胃を通ると、胃の強い酸で大部分が壊れてしまいます。

人の食道をたどっていくと、胃は強い酸ですが、その後の十二指腸からアルカリに変わります。この性質を利用して、酸では溶けませんが、アルカリで溶ける特殊なコーティング(膜)が開発されました。英語では、pH Sensitive Enteric Coatingと呼ばれます。胃の中はコーティングに包まれたまま通過、十二指腸のところで溶け、中のサプリメントをリリースします。タンパク質や脂肪の分解は十二指腸の役割です。十二指腸でリリースされるのが、消化酵素としては理想的とされています。

かつては、この手の消化酵素のサプリメントはドイツ製の評判が高かったのですが、アメリカでそれを上回る強力なサプリメントが開発されてきているようです。

サプリメントを選ぶならアメリカ製

Free photo: Pills, Food Supplements, Yellow - Free Image on Pixabay - 347609 (171)

アメリカ合衆国で栄養素療法によってがんの治療をする医師や、メキシコで代替療法を本格的に取り入れているクリニックのほとんどが、タンパク質消化酵素のサプリメントを積極的に使用しています。使用するのはもはや当たり前のようになっています。

しかし、アメリカでは代替療法に対する規制がとても厳しく、消化酵素などのサプリメントに前向きな医師が限られています。メキシコに行けば比較的自由に治療が受けられるのですが、医療保険があまり効かず、滞在費用などコストがかさむため、それだけお金がない人はサプリメントなどを自分で買って、自力で治療しています。アメリカにこうした人はかなりいるようです。

アメリカ製サプリメントは、タンパク質の分解では最も威力のあるキモトリプシンを多く(1カプセルに60mg)含んでいます。キモトリプシンに次いで威力の高いトリプシンも非常に多く(960mg)、威力の高いナットウキナーゼも入っています。
さらに、胃の強い酸から守り、十二指腸でリリースされる特殊なコーティングで被われています。競合するドイツ製はだいたいが、トリプシンが多くても1カプセルに100mgくらい、キモトリプシンは3mg程度です。
6 件

当メディア上に提供する記事は、健康指導師会監修の元可能な限り情報を精査しておりますが、閲覧された利用者様の解釈において、正確性、完全性、有益性、特定の目的への適合性まで責任を負うものではありません。
また、この記事を閲覧された利用者様が、記事内容をもとに行われる判断、行動、それに伴った結果について保証するものではありません。
利用者様ご自身の責任の下、判断・行動を行って頂きますようお願い致します。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

糖質はがんのエサ⁉︎「PET検査」からわかる、がんと糖質の関係

糖質はがんのエサ⁉︎「PET検査」からわかる、がんと糖質の関係

糖質とがんとの因果関係は、医学的にも証明できることをご存知ですか? がん細胞は、糖質をエサに増殖するとも言われ、それはがん検診などで行われる「PET検査」でも明らかです。
管理者 | 96 view
糖尿病はがん予備軍!?

糖尿病はがん予備軍!?

糖質とがん発症との因果関係は、医学的にも証明されている。最たるものが糖尿病患者のがん発症率が高いことだ。日本人の糖尿病は、糖質の摂取過多などによってインスリンが過剰に分泌された結果起こる「2型糖尿病」が多い。心当たりがある人はがんにも要注意だ!
管理者 | 72 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

管理者 管理者