癌の代替医療の実態|日本では明かされない驚異的な生存率

代替医療と聞くとどんなイメージがあるでしょうか。

「怪しい」「胡散臭い」

そのように感じる方が多いのではないでしょうか。

本ページではがん治療に関して三大療法と言われる「抗がん剤、放射線、手術」だけではなく、それ以外のアプローチを絡めた治療で高い生存率を叩き出している海外の病院と、そこでどんな治療が行われているかをご紹介したいと思います。

日本では知られていないことばかりです。ぜひご一読ください。

代替医療とは

代替医療とは、「西洋医学以外の全て」と定義され、漢方薬や針灸、指圧などでおなじみの中医学、インド医学のアーユルベーダなど古くから存在する伝統的医学をはじめ、食事や栄養療法、ホメオパシー、カイロプラクティック、自然療法、温熱療法などを言います。症状ではなく原因に着目した治療法であり、患者一人ひとりの自然治癒力を向上させ、病気の回復を目指す療法です。

日本ではよく「代替療法は怪しい、胡散臭い、効かない」などと一方的に言われることが多いですが、海外では代替療法を含めた色々な療法のいいとこ取りをして身体を回復させていく流れが進んでいます。「いまだ三大療法ばかりを主流としている日本は世界的には特殊」と言う医師もいるのです。

世界では様々な療法を知り柔軟な発想で自分の健康を作る時代になってきているようです。

代替医療による癌治療が行われている地域

さて、がん治療において代替医療を取り入れ治療に当たっている国と地域をご紹介したいと思います。

世界的に代替医療、統合医療の研究が盛んに行われているのはヨーロッパ、特にドイツです。そして実際に治療が行われているのは同じくヨーロッパ地域とメキシコのティファナ です。

ティファナ はアメリカの国境に近い場所に位置し、アメリカ・サンディエゴから車で30〜40分で行くことができます。

※地図は下記の通り

本ページではティファナ の医師たちが実際に行なっている治療の情報をシェアしたいと思います。

代替医療による癌5年生存率

ティファナ には代替・統合療法に取り組むクリニックが20ほどあるそうですが、ここではティファナ で一番初めにできたクリニックである「Oasis of Hope」(以前はコントレラス病院)が出している5年生存率をご紹介しましょう。

Oasis of Hopeは1963年に創立され、60ヶ国以上から10万人の患者の治療実績がある病院です。エビデンスがないと言われる代替・統合療法で十分なエビデンスを持っています。2代目院長であるフランシスコ・コントレラス医学博士(Francisco Contreras M.D)にインタビューした際におっしゃっていたことをまとめます。

「我々のクリニックは常にパイオニアで先陣を切ってきました。また統合療法の部門で長期間の臨床実験を行なっている唯一の病院とも言えます。我々の治療結果の統計を見れば、通常療法だけの治療と、通常療法と代替療法を組み合わせた治療では、後者の方が効果が高いことが明らかです。また我々は自然の療法が癌治療として国で認められるよう、メキシコ政府とも協力し合っています。」と言う。

Oasis of Hopeで出している、2種類の5年生存率をご紹介しましょう。

まずは、「通常療法を行い、そこでの効果が見られず病院から出されてしまった患者がOasis of Hopeに来て治療した場合の5年生存率」がこちらです。

緑色がOasis of Hopeでの生存率、青色がアメリカ国立がん研究所が出しているアメリカ全体の5年生存率です。青色のアメリカ5年生存率は、通常療法だけを行った患者の5年生存率と考えればいいでしょう。

下のグラフを見てわかる通り、Oasis of Hopeでの5年生存率はアメリカ平均と比べて1,5〜9倍高いことがわかります。

次に「通常療法などは何も行わず、初めての治療がOasis of Hopeでの治療だった乳がん患者の5年生存率」がこちらです。

こちらも見てわかる通り、Oasis of Hopeでの5年生存率はアメリカ平均と比べて1,5〜3倍高いことがわかります。

Oasis of Hopeだけでなく、ティファナ にあるクリニックはほぼ同じ生存率を叩き出しています。

これだけの実績があり、かつアメリカの国境に近いため、ティファナ のクリニックにはアメリカからのステージ4患者がたくさん押し寄せ治療を受けているのが現状なのです。

代替医療の特徴

それではここからは実際にティファナ で行われている代替医療についてご紹介していきますが、これらの療法を取り入れている医師が抗がん剤や放射線を全く使っていないわけではないことを初めにお伝えしたいと思います。

Oasis of Hopeのコントレラス医学博士へのインタビューをご紹介します。

「通常療法の癌に対する取り組み方にはいくつは見落としている点があります。私が思う最も重大な点は、免疫への影響です。通常療法は免疫をおろそかにしがちです。残念ながら、通常療法だけの医療は相当な失敗をしてきました。私たちは通常療法だけを施すこともありますがそれは非常に稀で、癌が進行してしまっている患者には代替療法との組み合わせが最も効果的です。たくさんの種類の代替療法がありますが、私たちは患者に良い影響を与えることが十分に科学的に裏付けされたものを採用しています。」

また、同じくティファナ にクリニックを持つStella Maris Clinicのベルベルト・アルバレズ医学博士はこう語ります。

「癌患者の7〜8割には化学物質を使わず自然な方法(代替療法)で治療していますが、進行が急激で自然な方法だけで間に合わない場合は抗ガン剤や放射線を利用します。自然な方法は効果が出るまでに時間が必要ですが、抗ガン剤と放射線は即効性があるからです。」

ティファナ のクリニックの医師たちはひとりひとりの患者の状態によって全てオーダーメイドの治療法を行っています。また様々な療法をひとつずつ行うのではなく、これから紹介する代替医療の複数を一気に患者に行うのが特徴です。

何かひとつだけの療法だけで癌が無くなることは稀で、「様々な療法の総力戦」がいい結果を生むという印象を受けます。

代替医療の種類

それでは実際にティファナ で行われている代替医療をご紹介します。

ゲルソン療法

ゲルソン療法とはドイツのマックスゲルソン医師が確立した療法で、体内環境を整え自然治癒力を活性化させる自然療法です。

具体的には、「搾りたての人参ジュース」、「無農薬・無化学肥料の植物食」、「サプリメント」、「コーヒー浣腸」を行うことで、身体に溜まった毒素の排出と栄養補給を行い細胞をあるべき状態に戻していきます。

私たちは知らず知らずのうちに多くの汚染物質を身体に溜め込んでいます。癌に犯されている時点で肝臓には多くの毒素が溜まっていると思われますが、その上癌の治療に入ると癌細胞の死骸も肝臓で解毒する必要がある中、癌患者の肝臓はそのままでは到底耐えられないでしょう。そのため1日4〜5回のコーヒー浣腸をすることによって集中的に肝臓の解毒を行います。

また、本来人間の細胞の中は「高カリウム・低ナトリウム状態」であるべきにも関わらず、がん患者の細胞は「低カリウム・高ナトリウム状態」に陥っています。すると細胞にむくみが起こるだけでなく、ミトコンドリアがエネルギーを作るのが難しい環境を作り上げ、ミトコンドリアが機能できなくなってくるのです。そのため「高カリウム・低ナトリウム」のジュースや食事に切り替えることで、細胞の活性化・がんの細胞死に繋げます。

ティファナ にはHealth Institute de Tijuanaというゲルソン療法を行うクリニックがあり、ここでは厳格なゲルソン療法を行っています。ティファナ のその他の病院では厳格なゲルソン療法ではないまでしても、ゲルソン療法の理論は非常に理にかなっていることから、搾りたての野菜ジュースやコーヒー浣腸を取り入れている病院がほとんどです。

Health Institute de Tijuanaでの食事を一部ご紹介します。

クリニックには便器の横にはコーヒー浣腸をするためのベットも付属しています。

IPT療法

IPT療法とは「インスリン ポテンシャル セラピー(Insulin Potential Therapy)」の略で、がん細胞が16倍も糖質を取り込む特徴を利用して抗がん剤の使用量を通常の10分の1程度で対応できる、つまり極力副作用を抑え、がん細胞だけを攻撃できる療法です。

まずインスリンを患者に投与し血糖値を下げます。その状態になるとがん細胞は糖質が欲しくて欲しくて仕方ない状態になるわけです。そこにブドウ糖と少量の抗がん剤を混ぜたものを点滴します。すると飢餓状態のがん細胞がこれを一気に吸い込むため抗がん剤ががん細胞だけに対してのみ攻撃できるという大変効果的な療法です。

こちらもメキシコのティファナ では50年以上前から行われています。

高濃度ビタミンC点滴

高濃度ビタミンC点滴は、こちらも「正常な細胞に影響を与えず、がん細胞だけを殺す、副作用のない理想的な抗がん剤」とも言われている療法です。

がん細胞は糖質を餌にするため糖が来たら正常細胞の16倍も取り込む性質がありますが、なんとビタミンCが糖質と分子構造が似ているため、癌細胞がビタミンCを糖だと認識し積極的に取り込むのです。その際、毒性のある過酸化水素が大量に発生します。正常細胞にはカタラーゼという酵素があるため過酸化水素を分解できますが、がん細胞にはカタラーゼが乏しいため分解できず、ビタミンCを取り込んだがん細胞は過酸化水素の酸化力によって死滅する、というわけです。

ここ数年は日本でも高濃度ビタミンC点滴が癌治療に良いということで取り入れる病院が増えてきています。

レトリール

レトリールは「アミグダリン」や「ビタミンB17」とも呼ばれており、あんずの種などに豊富に含まれている「天然の抗がん剤」と言われています。

レトリールは4つの分子構造から成っていますが、ブドウ糖分子が2つ、ベンズアルデヒドが1つ、そして最後の1つがシアン化物です。癌細胞には癌細胞だけが出している「ベータ・グルコシターゼ」という酵素があり、レトリールはこの酵素だけに反応して分子がバラバラになります。するとシアン化物が毒性を発揮し癌細胞を攻撃、死滅させることができる、というわけです。正常細胞にはベータ・グルコシターゼはありませんのでレトリールの分子がバラバラになることはなく、毒性を発揮しない、ということになります。

レトリールについては歴史的には相当な論争があったそうで、現在アメリカ合衆国ではFDA(アメリカ食品医薬品局)により癌治療として医師がアミグダリン点滴を行うことは禁止されています。だからこそこの治療を受けたいアメリカ人はティファナに行き治療を受けるわけです。

メキシコ・ティファナ のクリニックでは非常に多くのレトリール使用実績があり、副作用は確認されていないそうです。レトリールについてOasis of Hopeのコントレラス医学博士はこう語ります。

「私たちはレトリールは50年以上使っています。これは天然の抗がん剤で、10万人以上の患者に使ってきました。効果は強くはありませんが、重要なのは毒性がないため長期間続けられます。レトリールは癌治療において実験室の研究で有効で、動物実験でも有効で、私たちの臨床試験でも安全で効果があることが確認されています。」

温熱療法

がん細胞には熱に弱いという特徴があります。低体温状態を好み、低体温環境で増殖しようとするのです。

40度から42度の範囲では、がん細胞の活動が止まると見られており、43度から44度ではがん細胞のみ死滅すると言われています。実際の治療に当たるティファナ の医師たちは「温熱療法は免疫などの観点でその他の療法をより効果的にするための手助けになる」と言います。

Stella Maris Clinicのベルベルト・アルバレズ医学博士は「全身温熱療法を併用すると、抗ガン剤や放射線の投与量をかなり減らしても同じ効果を出すことができます。また癌細胞の周りの取り囲む硬いプロテインコートを変化させることに繋がり、免疫細胞が癌細胞を認識できるようになるメリットもあります。」と言う。

また、最先端の癌治療法を揃えるHope 4 Cancer Treatment Centersのアントニオ・ヒメネス医師(Antonio Jimenez M.D,N.D)は、「温熱療法は免疫を向上させます。具体的にはNK細胞、樹状細胞、CD8を増やすことができます。」と語る。

身体を温めることががん治療の効果をよりアップさせることに繋がると言えるのでしょう。

オゾン療法

オゾン療法とは、患者から100~200ccの血液を抜き、そこにオゾンガスを混合し、血液を患者の身体の中に戻すという治療法です。ティファナ の医師たちは直接肛門からオゾンガスを入れています。

がん細胞は酸素が少ない環境で増殖、つまり酸素が苦手だという特徴があります。そこでいかに酸素を供給していくかが重要なわけです。酸素供給の重要性について、Hope 4 Cancer Treatment Centersのアントニオ・ヒメネス医師へのインタビューを紹介します。

「がん患者への酸素供給は非常に重要です。酸素供給の方法の一つは、オゾンですね。オゾンには酸素供給だけでなく病原菌を殺す働きもあります。色々なメリットがあるのですが、癌治療にとっては酸素供給の意味が強いです。コーヒー浣腸をして、肝臓や胆嚢、腸を解毒した後に肛門からオゾンを注入します。これがとてもうまくいきます。」

ソノフォトダイナミックセラピー

ソノフォトダイナミックセラピーとは、ある特定の周波数の「Sono=音」と「photo=光」を使って癌細胞を攻撃し死滅させる治療法です。この治療法はティファナ の中ではHope 4 Cancer Treatment Centersだけで行われています。

まず感応材と言われる毒性のない海藻の化合物を舌下から摂取します。癌腫瘍に直接注射することもあります。そして全身の細胞がこの感応材を取り込むわけですが、正常細胞は24時間以内に感応材を吐き出してしまいます。一方がん細胞は24時間が経過しても感応材を吐き出しません。そこで患者が感応材が摂取してから24時間後にある特定の周波数の音と光を照射します。すると感応剤がO−(オーマイナス)いう強烈な活性酸素が発生させ、その活性酸素の力によって、がん細胞が死滅する、という仕組みです。

これも全く毒性がなくがん細胞だけを攻撃できるそうです。

感情の解放

心と身体は繋がっているとはよく聞く言葉ではありますが、マインドが癌にも関係しており、精神的なトラウマや争いごとなどの精神的な重荷の解放によってがん治療が非常にうまくいった例がいくつかあるとHope 4 Cancer Treatment Centersのアントニオ・ヒメネス医師が語ります。

「これは心理療法とは別のタイプのヒーリングです。心理療法は心理学の原則に基づいていますが、感情の治療は生物学の原則に基づきます。私たちがやっているのは感情を癒す手法で、やり方はいくつかあり、医師や治療師が患者さんに教えています。こんな患者がいました。64歳女性、右側の乳がんでした。その人の状態は良好で、治療から3年経ってもいい状態でした。学校の先生で、仕事を休むこともありませんでした。でも癌腫瘍はそのままで消える気配がありません。私がそろそろ感情面に取り組むべきと感じていましたので、精神的なプログラムを開始しました。するとある日、彼女は幼いころ、家族の3人から性的虐待を受けていたことを私に告白しました。彼女の父親、祖父、叔父だったそうです。このトラウマがどんなものだったか想像してみてください。彼女がこのトラウマを直視し、手放すことができるようになったとたん、がんの腫瘍は縮み始め、ついには消えたのです。右胸の乳がんは異性とのトラウマや軋轢に関係しているようです。また前立腺がんは喪失や失うことに関係があるようです。ある前立腺癌の患者は大切な家族を失った経験を手放し、手放すことが自分の健康を回復する鍵であると理解した時に、がんが縮小し始めたのです。がんが発生する場所と葛藤の種類には、直接の因果関係があると考えています。」

紹介機関

これらの代替医療に興味がある方はNPOがんコントロール協会にお問い合わせすればご案内をいただけます。

日本でも1995年から「統合療法日本がんコンベンション」を毎年行い、代替療法・統合療法の普及に努めている団体です。

まとめ

いかがだったでしょうか。ティファナ のドクターの話を聞いているとまるで未来から来た医者なのかという錯覚になるほど、常識がまるで違うのを感じます。

「がん治療は総力戦」

がんを患っている方や癌を予防したい方のためになれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。