がんの原因は低体温だった!?|基礎体温を上げる3つの方法

低体温、低酸素、高血糖、酸性体質。

これはがん細胞がもっとも好む体内環境です。

なかでも冷えや低体温状態が続くと、がんに限らず、様々な病気を呼び込むリスクが高まります。

低体温から脱し、がん細胞が住みにくい体内環境をつくるためにはどうすればいいのでしょうか?

日常生活で取り組める基礎体温を上げる方法をご紹介いたします。

 

冷えは万病のもと

昔から「冷えは万病のもと」と言われます。

身体が冷えていると免疫力が低下し、人間が本来備えている「自然治癒力」が働きにくくなります。

現代病であるがんやアレルギーなどの疾患の発症も、自然治癒力の低下が要因のひとつだと考えられています。

いま成人女性の二人に一人は、冷え性や低体温の症状があるとされます。

しかし、自分の身体が冷えていると認識できている人は意外に少なく、病気のサインを見落としているケースが多いようです。

快適なはずの現代社会で、なぜ多くの人が冷え性や低体温に悩まされているのでしょうか?

 

身体が冷える原因って?

冷え性や低体温の原因として真っ先に挙げられるのがエアコンです。

私たちは体温を維持・調整するために、洋服や食事、生活環境などを季節ごとに変えながら生活を送っています。

意識的な暑さ寒さ対策に合わせて、無意識下でも日々体温調整が行われています。

体温調節は、自律神経の働きによるもので、体内で熱を生産したり、体外へ熱を放出する司令を出すためにとても重要な生理反応のひとつです。

エアコンの問題点は、この自律神経の働きを低下させてしまうことにあります。

夏の暑い日の屋内はどこもクーラーでキンキンに冷やされています。

それに対して外はむせ返るような暑さで、屋内との気温差は10℃以上にもなり、急激な温度変化によって自律神経は麻痺してしまいます。

エアコン以外にも、冷たい飲み物の取りすぎや運動不足による筋肉量の低下、ストレスなども冷え性や低体温の要因になります。

 

健康な人の体温は?

では健康維持に最も適している体温はどれくらいなのでしょうか?

一般的に健康な人の基礎体温はだいたい36.5度〜37度と言われています。

意外と当てはまらない人が多いのではないでしょうか。

体温が上がると血流が良くなり、細胞の代謝や免疫機能が高まります。

外部からの細菌やウイルスなどの侵入を防ぎ、素早く撃退することができるので、風邪や感染症などにもかかりにくくなります。

また、血液が毛細血管の隅々まで行きわたることで栄養が全身に運ばれるため、健全な細胞づくりにもつながります。

 

対して、体温が低いと免疫力は下がり病気になりやすい身体になります。

とくに注意が必要なのが、がん発症のリスクを高めてしまうことにあります。

 

がんの原因は低体温

がんは今や、二人に一人がかかる病と言われ、患者数は年々増加の一途をたどっています。

いまだ正確な原因や治療法は定まっていませんが、近年では手術や抗がん剤、放射線などの標準治療だけではなく、栄養療法など安全性の高い治療法を組み合わせた統合医療に取り組む医師も増えています。

「温熱療法」も統合医療の現場では欠かせない治療法となっています。

 

一般的にがん細胞は温度が低い環境を好み、増殖していきます。

反対に42度を超える環境では、生存率が低下するとされています。

温熱療法はこの「がん細胞は熱に弱い」という性質に着目した療法で、統合療法の本場ドイツやアメリカ、メキシコでは治療に取り入れているクリニックも少なくありません。

それゆえ、がん治療や予防を考えるときは、体を温めることや基礎体温を上げることが重要だといえます。

 

体温を上げるには?

がんの治療や予防をはじめ、様々な体調不良の改善には、基礎体温を上げることが大切です。

毎日の生活に取り入れるだけで、低体温や体の冷えの改善に効果的な3つの方法をご紹介します。

入浴・足湯

まずは、お風呂です。

お風呂といっても、シャワーではなくしっかり湯船に入ることが重要です。

1日1回、湯船に10分程度つかるだけで、体温が1度上がるといわれます。

お風呂の温度が低いとあまり効果的ではないので、最低でも40度以上、熱いのを好む人は42、43度の湯船につかるのがオススメです。

 

意外に知られていないのが「足湯」です。

足は、心臓から一番遠いことから、血流が滞ると内臓への血液循環が悪くなり、低体温の原因になりやすいとされています。

足湯をすることで、体熱の発生場所の一つである肝臓の血流を良くし、深部体温の上昇が期待できます。

15分ほどつかるだけで深部体温が1度上昇するそうなので、試してみるといいでしょう。

 

運動・整体

体温を維持するには、筋肉量を増やすことも大切です。

筋肉は、体の熱を生み出し、維持するための最大の器官です。

とくに下半身の筋肉は体の7割以上を占めているので、ふくらはぎや太もも、腰の筋肉を一度に鍛えることができるスクワットがオススメです。

血液循環をよくし、手先や足先など末端の冷えの解消につながります。

整体などで体の歪みやコリをとることで、低体温や冷え性の解消につながるケースも少なくないようです。

 

食事

最後は食事です。

体温維持とあまり関係がないように思われがちですが、毎日の食事は筋肉や内臓、全ての細胞の材料です。

健全な代謝、消化吸収が行われるためには、十分な水、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、植物栄養素がとても重要です。

低体温や冷え性の人は、代謝不良や消化不良で下痢をしたり、筋肉がつきにくい傾向があります。

食事を見直し、体の土台を丈夫にすることが、冷えや低体温の改善方法の一つといえます。

 

まとめ

現代は、温暖化による気候の変化や、職業柄あまり身体を動かす機会がない人も多く、またエアコンなどで体が冷えやすい環境になってきています。

普段の生活から、低体温や冷え性の対策をすることが、元気で健康な体と社会生活を送ることにつながります。

がん治療においても、温熱療法の普及や今後の新しい医療にも注目したいものです。